盆正月の海外背伸びラグジュアリー・会社員夫婦のふつうの旅行

ふつうの会社員夫婦ですが盆正月はちょっとだけラグジュアリーに海外旅行を楽しむのが趣味。ドバイ、アイスランド、フィンランド、ギリシャ・サントリーニ&アテネ、マレーシア・ランカウィ島などの旅行記です。

タグ:スパルタクス

こんにちは! みかちかです😊

2003年12月の1泊3日弾丸観劇渡米後、翌2004年4月に同じ推しダンサーのバレエ団の公演がありました。
演目はなんと私の大好きな『スパルタクス』💖
場所はフォートワースのベイス・パフォーマンス・ホールです。

仕事は超繁忙期でしたが、上司や同僚を拝み倒して行ってきました😊

鉄道を使って、初めてダラスにも行ってみました。
また、フォートワースではアートフェスティバルもあり、楽しめました!


【他のテキサス女一人旅】
1回目…初海外で緊張しすぎて食事抜きでした
2回目…推しに会えて興奮しすぎて帰国便に乗り遅れました
未遂……搭乗便がエンジントラブルで引き返し行けませんでした
3回目…やっと平穏な旅行になりました
4回目…1泊3日弾丸だったため入国時に怪しまれました

フォートワースでバレエ鑑賞

旅程は3泊5日で、到着日にバレエ鑑賞、後は予定なしという日程でした。

この時は機内の写真などが全然なくて💦どの航空会社を使ったかすら分かりません……。
デルタだったような? サンフランシスコでトランジットしたことがあったのは覚えているのですが、それがこの時だったのか、次回の最終テキサス旅行の時だったのか、全然覚えていないです💦
どちらにせよ、航空券はネットで購入しました。


ホテルはいつも通り、バレエ公演会場のベイス・パフォーマンス・ホールのすぐそばの、クラリオン・ホテルにしました。
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確かこの時ぐらいから、ロビーの横にブッフェ形式の朝食会場があるのを発見し、朝食を食べることができるようになったと思います。
私にしては格段の進歩です(笑)。
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さらに、空港でリンゴやパンなどの食料を買ってからフォートワース市内に行くことも覚え、食生活がさらに向上しました。
(英語をしゃべるのが嫌すぎて、街中でなかなかご飯を食べられなかったので💦)
思えば、当時のフォートワースのダウンタウンって、食料品を売っているお店ってなかったんですよね……。
みなさん、スーパーマーケット的なところには、車で行くのでしょうね。
コンビニもありませんでした。
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目当てのバレエ公演は、到着日に無事に観られました😊

感想は👇に書きました。

ダイジェスト版とは言え、推しの、しかも一番好きな役が観られて本当に嬉しかったです💕



👇ちなみに2020年現在、推しダンサーはボリショイ劇場バレエで先生をしています💕

公演の物販みたいなTシャツ😁 ロンドン公演で似たようなのが売っていたので、買っておけばよかったです……。
(そうすればおそろいになったのにな~(笑))




ここまで読んでくださり、ありがとうございました😊

次回はテキサスの鉄道、トリニティ・レイルウェイ・エクスプレスで、大都会ダラスに行ってみた記事です。
どうぞよろしくお願いします😉


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<訂正のお知らせ>
こちらの記事は当初記憶をもとに「ザ・ウェスティン サウス・コースト・プラザ」としていましたが、その後予約メールが出てきて「Wyndham Orange County Airport(現 Avenue of the Arts Costa Mesa)」だと判明しましたので訂正します(2020年5月3日訂正)。
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こんにちは! みかちかです😄

2005年8月、ボリショイ劇場バレエの『スパルタクス』を観に、カリフォルニアのコスタ・メサに行きました。

👇鑑賞記はこちら


公演はOrange County performing arts center(現在は Segerstrom Center for the Arts)で催行されました。
当時一人旅で車もなかったので、安全を考えて宿泊は劇場のすぐ隣のホテルをとりました。

Wyndham Orange County Airport(現 Avenue of the Arts Costa Mesa)

『スパルタクス』って3時間ぐらいあるので、20:00スタートだと23:00近くなるんですよね。
別に治安も悪くない地域ですが、一人で徒歩で23:00のアメリカを歩きたくなかったので💦

Wyndham Orange County Airport(現 Avenue of the Arts Costa Mesa)は劇場から道路を挟んですぐのホテルなので、歩いてすぐ戻れてよかったです。
一泊149ドルとお得なのに、居間付きのスイートになっていて嬉しかったです。
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本当に写真がブレブレ……。
これはコンデジで撮ったのですが、今のスマホより手振れ防止機能が弱かったんですね~💦
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玄関あけてすぐにミニテーブル。
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ソファもあって、くつろげました😊
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結構広かったです。
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ミニバー。
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ボリショイ劇場御一行様と同じホテルだったので😋、中央のイーゼルには配役表が💕
(写真に写っている方は劇場と無関係です)
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こういうロビーのソファも、時間帯によってはダンサーや演奏家であふれていて、ドキドキしました😁
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同じホテルなのを狙ってとった訳ではないのですが、劇場の隣なんですからツアーのみなさんもここに泊まりますよね💕
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ここは、サウス・コースト・プラザという巨大ショッピングモールもすぐ近くにあります。
陸橋もあるので便利です。

滞在中、一人の時はここのモールのマクドナルドばかり食べていました(笑)。
アメリカ一人旅で車もないと(ついでに英語もあんまりできないと)食べ物に困ってしまうので、これは便利でした。


なおCosta Mesaはロサンゼルス国際空港からはかなり距離があり、帰国するときはホテルで車を手配してもらって確か当時で100ドル以上払いました。
(行きは、今の夫(当時お付き合いする前)がたまたまカリフォルニアにいて、ホテルまで送ってくれたのですよ💑)



Avenue of the Arts Costa Mesa
(宿泊当時は Wyndham Orange County Airport)
公式サイト
3350 Avenue Of The Arts
Costa Mesa, CA 92626


ここまで読んでいただきありがとうございました☺



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2019年8月、ロンドンに観劇に行った際の旅行記です。

最初の記事

※ 公演概要、出演者、プログラム等は記事の下部にまとめていますのでご入用の方はご覧ください。

また、入場方法やドレスコードなどは↓こちらをどうぞ~。前日のスパルタクス公演です。


同じ日のマチネ鑑賞記はこちら↓です!


ボリショイ劇場バレエ・ロンドン公演「スパルタクス」 8月10日(土)ソワレ

マチネに引き続き鑑賞です。
でもこれが最終回! ちょっと寂しかったです💦←贅沢😆

19:30開演なので、19:00頃ロイヤル・オペラ・ハウスに到着しました。
服装はマチネと同じワンピースにパンプスで行きました。

キャスト表をもらって着席しました。
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座席は3日間同じ、T15です。
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内容の感想は下部に書きますのでよろしければご覧ください😊
(オタクのうわ言なので旅行記だけ見たい方は見なくて大丈夫です(笑))


休憩時間恒例、アイスクリーム😋
今回はキャラメル&ヘーゼルナッツにしました。
チョコレートやバニラの方が好みかな~😆
日本より観客の服装がフォーマル目なロイヤル・オペラ・ハウスでしたが、みなさんホワイエで立ってこれを食べるのですよ😋
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ホワイエにはオペラやバレエの絵や、舞台のミニチュアが飾ってありました。
蝶々夫人!
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ホールの模型。かわいいです😊
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舞台の模型などもありました。
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上のは白鳥の湖だそうです。
ロイヤルの白鳥の湖ってそういえば観たことがないかも……。←うわーロシアバレエオタクって感じですねこれ!💦
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なおこの時はボリショイ劇場バレエ教師陣は見つけられずでした😭
マチネで見かけたのでてっきり同じ位置に座るのかと思っていましたが……毎回同じ席でもないのですね💦

公演の感想

オフチャレンコのクラッススなんて想像できませんでしたが、まあこれがかっこよかったこと!!←3公演ともクラッスス格好いいしか言ってないような気がしますが気にしないでください……

スクヴォルツォフもそうでしたが、オフチャレンコなんて本当に甘い笑顔の王子様というイメージだったので、幕が開いて傲然と立つクラッススにびっくり&うっとり(笑)という感じでした!

口の片側だけ歪めてニヤッと笑っていたりして(ちょっとツクりすぎ?とも思いましたが)、いや本当にかっこよかったです😍

踊りもよくて、ミスもなくはなかったですが全体的にはよかったです。
やはり一幕は固めなのはベリャコフ、スクヴォルツォフ、オフチャレンコ3人とも共通でした。


そしてなんと言ってもロブーヒン!
さすがはロブーヒン!!!
当代の名スパルタクスですね〜!
テクニックも情感もサポートも文句なしの、これこそスパルタクスという感じでした。

🎵ドードーソーミドレソッレソーの最後もちゃんと脚を巻くやつをやってくれましたよ。
さすがにツヴィルコの方がキレはよかったですが……。

私はあまり上等の鑑賞者ではなく(バレエもやったことがありません)派手な踊りときれいな衣装を見ていたいタイプで、モノによってはモノローグなどは退屈に思うこともあるのですが(すみません……)、ロブーヒンのスパルタクスのモノローグともなるとさすがに息を呑み、心を動かされました。最高でした。


セヴェナルドのフリーギア、こちらもデニソワやシュライナーと同じく、特に印象に残らなかった=フリーギアとしてとてもよかった、という感じでした。
これは本当に悪口ではなく! ミスもなくあんな難しいリフトもこなして、ラストはほぼ一人で舞台を作り上げるというのはスゴイです。
3人ともなのですが、脚も強くて安定していてよかったです。

でもそういえばフリーギアって今まであまり「うーん?」と思うようなことってなかったかもしれません。
他の3人の主役はもちろん、羊飼いのリーダーでさえ「もうちょっとここがこうだったら」とか思うことはあるのですが、フリーギアはミスも気づいたことがないです。
ヒロインのわりに地味だから(でも上記のようにすごく難しいと思います)目立ちにくいのかな……?


スミルノワのエギナはとてもよかったです!!
長身で妖艶で、まさにエギナ!

この先スパルタクスをあと何回観られるか分かりませんが(日本ではレア演目なので下手をするともう観られないかもしれませんが……)、彼女がキャスティングされていれば間違いなく期待していい、というエギナでした😍


アッピア街道の羊飼いの群舞するシーンは、この時はきちんと水平に揃っていました!
いやーこうでないと!😄

そしてトランペットも調子が良くてよかったです。
ボリ管のスパルタクスはやはり最高ですね〜一日二回は大変だと思いますが……💦
吹け~叩け~ワ~!という感じのハチャトゥリアン、最高です💖


それにしても、無事に3回とも観られてよかったです。
自分のせいで座席を後ろの方にしてしまったのは痛恨の極みですが←まだ言ってる😅
最高のバレエでした。

ロンドンまで来てよかった!!
ラストバトルなんか観ていると、素晴らしすぎて幸せで涙が出そうでした。


カーテンコールです。
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初回に比べれば、かなりマシに撮れました😁
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そういえばロイヤル・オペラ・ハウスのカーテンコールは日本やロシア(といってもボリショイ劇場で一度見ただけですが……)でなじみのある形式でした。
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最初コール・ド・バレエが並んでいて、ソリストが出てきて、最後に主役で何度かレヴェランス。
フリーギアが指揮者を呼んできてレヴェランス。
幕が下りた後主役4人で数回カーテンコールという感じでした。
ちなみにアメリカはすごくあっさりしていて、ワーッと拍手してはい終わりなんですよね……(笑)。
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本当に最高でした。
夢見心地でホテルに帰ったのでした……💖

過去のスパルタクス遍歴もよかったら見てやってください😆

概要

  • 【公演名】ボリショイ・バレエ スパルタクス Bolshoi Ballet Spartacus (作曲:アラム・ハチャトゥリアン 振付:ユーリー・グリゴローヴィチ)
  • 【観劇日】2019年8月10日(金)
  • 【開演時間】19:30開演(19:00開場)、22:35終演(一幕40分、休憩25分、二幕40分、休憩25分、三幕44分)
  • 【会場】ロイヤル・オペラ・ハウス(イギリス ロンドン コヴェント・ガーデン)
  • 【座席・チケット料金】Orchestra Stalls T15・T16 1枚£155.00- (公式サイトで事前購入)

出演者

  • スパルタクス(剣闘士のリーダー) - ミハイル・ロブーヒン 
  • クラッスス(ローマ軍のリーダー) - アルチョム・オフチャレンコ
  • フリーギア(スパルタクスの恋人) - エレオノーラ・セヴェナルド
  • エギナ(クラッススの愛妾) - オリガ・スミルノワ
  • 剣闘士 - アントン・サヴィチェフ
  • 3人の羊飼い - セルゲイ・クズィミン、ミハイル・コーチャン、ミハイル・ケメノフ
指揮 - パーヴェル・クリニチェフ



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2019年8月、ロンドンに観劇に行った際の旅行記です。

最初の記事

※ 公演概要、出演者、プログラム等は記事の下部にまとめていますのでご入用の方はご覧ください。

また、入場方法やドレスコードなどは↓をどうぞ~。


ボリショイ劇場バレエ・ロンドン公演「スパルタクス」 8月10日(土)マチネ

前日のソワレにひきつづき、この日はマチネ&ソワレどちらも鑑賞します😋

14:00開演なので、13:30頃ロイヤル・オペラ・ハウスに到着しました。
この日はワンピースにサンダルで行きました。

キャスト表ももらって着席~。
座席は前日と同じく、T15です。
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感想は下部に書きますのでよろしければご覧ください😊



休憩時間はまたアイスクリームを買ってしまいました😋
今回はチョコレート!
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しかしロイヤル・オペラ・ハウスは豪華ですね~!
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絨毯一つとっても素敵です!
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2階のホールはお昼はまた違った雰囲気です。
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マチネはソワレより服装がカジュアル目な方が多かったです。
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客席にバレエ教師陣が💖


そして、今回は客席で、ボリショイ劇場のバレエ教師の皆様を発見できました💕
皆様というか、私のお目当ては大ファンのアレクサンドル・ヴェトロフ💖💖💖
私の海外遍歴(?)はヴェトロフの追っかけでアメリカに行ったことがきっかけなのです~💕

今は引退してボリショイ劇場バレエでバレエ教師をされています。
普通、バレエ教師やこの日公演でないダンサーは客席から観ているはずなのですが、前日には見つけられなかったのでこの日見つけられて嬉しかったです。

この回では自分の席から見える席に御一行様が座ったので、ヴェトロフが見られて幸せでした✨
ああカッコイイ……😭
御一行様は休憩時間終わるぎりぎりに着席するし、幕が下りたらすぐ楽屋に行く(多分)のでほんの短い時間ではありますがそれでも幸せ💖

前回の日本公演の、びわ湖ホールのパリの炎でお見かけして以来でした~💕


気になる観客……


なおこの時は前の席が若い女性二人だったのですが、劇中のセクシーなシーン(羊飼いをエギナが誘惑するシーン)で笑い転げていてとても邪魔でした😫

海外観劇で多少の観客のリアクションには動じなくなりましたし、不動の姿勢で観ろとは思わないのですが、この人たちはほんとに体を二つ折りにするぐらい、それこそお腹抱えて笑ってたんですよ……。

スパルタクスにはもろに性欲の高ぶりを表す振り付けもあり、狂乱した男性が杖を激しく上下させて床に打ち付けるシーンなどもありますが、それにしても若いと言っても中学生じゃあるまいしという話です💦

もちろん劇場もバレエ団も全く悪くない、たまたまそういう観客にあたったのが運が悪かったのですが……。

公演の感想

ツヴィルコのスパルタクスなんて、めちゃめちゃ楽しみでした!
私は上記の、2017年6月のボリショイ劇場バレエ日本公演、びわ湖ホールでの「パリの炎」フィリップで彼を初めて見たのですが、ビシッと正確な強い踊りが素晴らしく、スパルタクスも似合うだろうなと思っていたのです。

その期待通りの力強いスパルタクスでした!
ツィヴィルコもそこまで体格は大きくないと思いますが(小さくないですがスパルタクスとしてはという意味で)、力強い踊りできっちり場をまとめ上げる俺たちのリーダー!という感じで素晴らしかったです。
三幕のリフトがちょっとヒヤッとする部分もありましたが、全体的にはよかったです。

なおアッピア街道の🎵ドードミソーミドレソッレソッ で始まる部分、ちゃんと最後まで脚を残して巻き付くように着地(バレエ観るのが好きな割に用語がわからなくてこんな説明ですみません……)してくれたのもよかった! すごく決まってました!!
ここ好きなんですがさすがに誰でもできる訳ではないみたいなので……観られて嬉しいです😊


スクヴォルツォフのクラッススは、幕が開いた瞬間「えっスクヴォルツォフってこんなにかっこよかったっけ!?」と思いました😆(失礼な(笑))
どっちかというと儚げな王子様……というイメージだったもので……。
いや~クラッススの扮装は男性ダンサーを輝かせますね!
表情もキリッと悪そうで素敵でした💖

踊りの方はちょっとピシッとしていなかったかなと思いました💦
若い若いと思っていたけれど、スクヴォルツォフもデビューが1998年ともう大ベテランなんですね……!
でもクラッススはこの年、2019年デビューなんですね。


シュライナーのフリーギアは、これは彼女がいい悪いじゃなく私の鑑賞眼が曇っているせいなんですが、どこがよかったとか、悪かったとか、そういう印象が全くありません。
でもそれはつまり、フリーギアとして非常によかったんだと思います。
今回ロンドンでは3人のフリーギアを見て、3人とも何の文句もありません。
たおやかで美しくスパルタクスを愛し、超絶リフトをこなし、最後の悲嘆と葬送のシーンではしっかりと鳥肌をたたせてくれました。


クリサノワのエギナは、踊りはよかったのですが、何しろ小柄なのでどうしても可愛らしさがあって……将軍を手玉に取る高級娼婦という感じがあまりしませんでした。
というか、クラッススがロリコンみたいに見えてしまって💦
踊りが悪いとかでは全然ないのですが、ちょっと可愛らしすぎたかも……。


アッピア街道の太鼓だけで羊飼いたちが群舞するシーンは、今回はかなり水平に揃っていてよかったです😊


カーテンコールの様子です。
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相変わらずスマホでの撮影ですが、前日よりは上手く撮れたかな💦
でも顔まではわからないですね~💦
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こういう感想はどうしても目についたところを書いてしまうので、なんだかあまりよくなかったように思えたら申し訳ないです。
そんなことは全然なくて、ちょっとよくなかったと書いたところもほんの一部分。
今回も最高のボリショイ劇場バレエのスパルタクスでした~!

あ、トランペットはこの回もちょっと失敗気味でした😁←またこういうことを書くやつ~!


👇ソワレの感想はこちらをどうぞ😊


概要

  • 【公演名】ボリショイ・バレエ スパルタクス Bolshoi Ballet Spartacus (作曲:アラム・ハチャトゥリアン 振付:ユーリー・グリゴローヴィチ)
  • 【観劇日】2019年8月10日(金)
  • 【開演時間】14:00開演(13:30開場)、17:10終演(一幕40分、休憩25分、二幕40分、休憩25分、三幕44分)
  • 【会場】ロイヤル・オペラ・ハウス(イギリス ロンドン コヴェント・ガーデン)
  • 【座席・チケット料金】Orchestra Stalls T14・T15 1枚£155.00- (公式サイトで事前購入)

出演者

  • スパルタクス(剣闘士のリーダー) - イーゴリ・ツヴィルコ 
  • クラッスス(ローマ軍のリーダー) - ルスラン・スクヴォルツォフ
  • フリーギア(スパルタクスの恋人) - マルガリータ・シュライナー
  • エギナ(クラッススの愛妾) - エカテリーナ・クリサノワ
  • 剣闘士 - ドミトリー・ドロホフ
  • 3人の羊飼い - ミハイル・コーチャン、ゲオルギー・グセフ、アレクセイ・プティンツェフ
指揮 - パーヴェル・クリニチェフ



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2019年8月、ロンドンに観劇に行った際の旅行記です。

最初の記事

※ 公演概要、出演者、プログラム等は記事の下部にまとめていますのでご入用の方はご覧ください。

ボリショイ劇場バレエ・ロンドン公演「スパルタクス」 8月9日ソワレ

入場について

19:30開演なので、19:00の開場に間に合うよう入場しました。
webで予約したチケットを家で印刷して持っていくだけでOKです。

ロイヤル・オペラ・ハウスは最初にセキュリティチェックがあって、それが済むと建物内に入れます。
ここではチケットを提示しないので、多分誰でもいつでも入れて、中のレストランなどを利用できるようでした。


入場時間になると、ホールの入り口の前でスキャンの装置を持ったスタッフにチケットを見せて入場するというシステムでした。
この形式、スタッフがたくさん必要になるので大変そうですが、観客側としては列もできないし楽でしたね😊


ドレスコード

バレエは観客が着飾って見る必要は全くありません。

しかしロイヤル・オペラ・ハウスはもちろん公式にはドレスコードは指定されていませんが、地球の歩き方に上流階級が着飾って見に来る云々と書いてあったため、ちょっとびびっていました(笑)。

まあオペラの場合の話だろうし、今回は海外のバレエ団の引越し公演だからフォーマル度もそんなでもないだろうと思っていました。


でも! 確かに!
バレエ公演にしてはフォーマル度高かったです。
本格イブニングドレスの人もいましたね〜!
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私はいつもどおりワンピースにパンプスでした。
夫はTシャツにシャツを羽織って、綿のパンツに合わせました。この中ではかなりカジュアル目でしたが、Tシャツだけの男性もいたのでやはりそこまで気にしなくてもいいかも。

座席

席はこちらです。
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しかしど真ん中で十分素晴らしい席です。
ちなみに3回とも全く同じ席から観ました😁
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天井も美しいですね〜!
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キャスト表は無料でホワイエでもらえます。
別売りのパンフレットもあります。
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開演後

そして予定通り開演!
オーバーチュアのソー! ソソソッソッソー! ミー!が始まった瞬間からもう幸せで幸せで……スパルタクスを見られる幸せをかみしめながらの鑑賞でした!
(感想は下部に書きますね)

休憩時間は、なぜかパンフレットと一緒に売っていたアイスクリームを食べました(笑)。
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ロンドンの人アイスクリーム好きすぎませんか??
なんだかあちこちで売ってませんか!?😁
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私も好きです(笑)。
美味しかったです〜伊達に3ポンドもしてない!😆
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2回目の休憩時間には2階に上がってみました。
幕間にお酒や軽食が取れる劇場は多いですが、ここはこんなに豪華!
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なおこちらではボリショイ・バレエ公演のグッズ販売もしていて、Tシャツやバッグなど、ほぼ日本公演でもおなじみの形式のお土産を売っていました😆
私も2点ほど購入しました😁


公演の感想


ボリショイ・イン・シネマで妖艶なエギナを演じたザハロワ、びっくりするぐらい美しいロヂキン、ボリショイを背負って立つスターになるであろうベリャコフとものすごい豪華メンバー!

幕が開いて、ベリャコフのクラッススのカッコいいこと!💖
容姿ももちろんですが、往年の名クラッススであるアレクサンドル・ヴェトロフが指導しているだけあって、踊っていると本当にヴェトロフが見えるようでした……!😊

とはいえ一幕はちょっと固かったかなという感じもしました。
空中で反ってCの字になる振付などが固くて、最近はこういう風に踊るのかな?とちょっと思いましたが、後半では思いっきり反っていたので……。


そういえば一幕はちょっとテンポ遅めでした。
バレエは基本的にテンポが遅い方が踊るのが大変なので(例えば脚を上げている時間が増えるわけですので)、ただでさえスパルタクスって踊るのしんどいと思うのに大変だなあと思いました💦

ちなみにオーケストラはトランペットが失敗気味でした💦
ボリショイ劇場管弦楽団、そんなに金管失敗しないのに珍しいですね💦←他のオーケストラが金管失敗したら割とボロクソ言うくせにボリ管には甘いわたしです😁
でもそれ以外はよかったです!
ガンガン吹いて叩いて、これぞボリ管のスパルタクス!!


ロヂキンのスパルタクスは、ちょっと迫力不足に感じました。

私は本来小柄(というほどロヂキンは小柄でもないですが、比較的という意味で)なスパルタクスも好きなんです。
往年のムハメドフのような屈強なダンサーがやるのも「とびぬけた特別なリーダーが剣闘士たちを導く!」という感じがあってもちろん好きなのですが、標準的なダンサー体型のスパルタクスだと「仲間から出てきたリーダーと共に進んでいく」という感じがあって、後半で仲間との軋轢に悩むシーンなども説得力があって好きなのです。

なのですが今回は、どちらの場合も必要と思われる、スパルタクスとして場を支配する迫力が少し物足りなかったです。
コール・ド・バレエがものすごい見せ場を作る、そのあとパッと出てきたスパルタクスは一人でそれ以上のものを見せなくてはならない、そういうときに物足りなさを感じました。
目立ったミスがあるわけでもないし、綺麗な踊りでモノローグやフリーギアとのパ・ド・ドゥはとてもいいのですが……。

そういえば一幕のモノローグで一瞬鎖がおでこに巻き付いてしまい、手で取ったのがちょっと可愛かったです😁


ザハロワのエギナはもう本当に素晴らしくて……もうどこも完璧なので最高としか言いようがありません!
スパルタクス全幕でザハロワのエギナが見られるなんて、私にとっては最初で最後かもしれないですし、本当に幸せでした。
完璧すぎて、完璧でしたで終わってしまい感想が短いです(笑)。


デニソワのフリーギア、すごく脚が強くて!
フリーギアは単体で印象的なシーンが少ない(もちろんあの超絶リフトをやらないといけないし、スパルタクスの葬送シーンではほぼ一人で成立させないといけないから大変だとは思いますが)のでコレ!という感想は書きにくいのですが、とても安定していたしよかったです。


アッピア街道で太鼓だけで羊飼いたちが群舞するシーン、ここは「これを見にスパルタクス公演に来た」と言えるほどの素晴らしい振付ですが、ちょっとそろわないというか水平になりきれていなくて残念でした。
(その後の公演では改善していました!)

でもコール・ド・バレエで気になったのはそこぐらいで、他の部分は素晴らしかったです。
大好きな最終決戦シーンも最高でした💖


カーテンコールの様子です。
せっかく撮影OKなのにうまく撮れていなくて誰が誰だかわかりませんが💦
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いろいろ書きましたが、素晴らしい公演だったことには変わりありません💕
一番好きなバレエが観られて本当に幸せでした~!
(そして翌日も2回観るのですが😆)
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他の日の公演の感想もよろしければ!
👇ツヴィルコのスパルタクスとスクヴォルツォフのクラッスス


👇ロブーヒンのスパルタクスとオフチャレンコのクラッスス



そして、アメリカも含めたスパルタクス鑑賞遍歴はこちらです😁


概要

  • 【公演名】ボリショイ・バレエ スパルタクス Bolshoi Ballet Spartacus (作曲:アラム・ハチャトゥリアン 振付:ユーリー・グリゴローヴィチ)
  • 【観劇日】2019年8月9日(金)
  • 【開演時間】19:30開演(19:00開場)、22:35終演(一幕40分、休憩25分、二幕40分、休憩25分、三幕44分)
  • 【会場】ロイヤル・オペラ・ハウス(イギリス ロンドン コヴェント・ガーデン)
  • 【座席・チケット料金】Orchestra Stalls T15・T16 1枚£155.00- (公式サイトで事前購入)

出演者

  • スパルタクス(剣闘士のリーダー) - デニス・ロヂキン 
  • クラッスス(ローマ軍のリーダー) - アルチョミィ・ベリャコフ
  • フリーギア(スパルタクスの恋人) - アナスタシア・デニソワ
  • エギナ(クラッススの愛妾) - スヴェトラーナ・ザハロワ
  • 剣闘士 - ドミトリー・ドロホフ
  • 3人の羊飼い - ミハイル・コーチャン、ゲオルギー・グセフ、アレクセイ・プティンツェフ
指揮 - パーヴェル・ソローキン



ここまで読んでくださってありがとうございます!
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