2012年の年末、初めてアラブ首長国連邦(UAE)のドバイに行った際の旅行記です。

👇現時点で最新のドバイ旅行記はこちら
 


関空からエミレーツ航空でドバイまで行き、ツアーガイドさんと合流して朝食会場に向かいました。


旅行手配


航空券、ホテル、ツアーは夫の知人を通じてHISで手配してもらいました😊
(もちろん、正規のお仕事として)

ドバイについてはガイドブックと旅行パンフでの知識しかない頃なので、フライトについてはお任せしたところ、直行便のエミレーツ航空を予約してくださいました。

ホテルはアラビックな雰囲気に憧れて、パレス・ダウンタウン(当時は確かパレス・オールドタウンという名前だったと思います)をお願いしてみたのですが、残念ながら満室。
ジ・アドレス・ダウンタウンを予約してもらいました。

他に、
・到着日の午前中半日ツアー
・デザート・サファリ
・ダウ船ディナークルーズ
・バージュ・アル・アラブでのアフタヌーンティー
・帰国日の空港送迎
もHISを通じて予約しました。

この頃は、特に初めての旅行先は旅行代理店にお願いしていました。
最近は何でも自分で手配できますが、信頼している旅行代理店を通じるとやはり質や万が一の時に安心できますね!


エミレーツ航空 関空→ドバイ


初めてのエミレーツ航空。
CAさんたちが優しいので快適な旅でした😊
(ということぐらいしかもはや覚えていないですが💦)

今でも乗っている、関空を深夜に出てドバイに早朝着く便です。


機内食一回目。
この頃はエコノミーでもちょっと凝った容器に入っていました。
最近は普通の楕円形の容器なんですよね~。
でも当時も今も、カトラリーが金属なのがとても好きです😊
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中国の北の方のルート。
この後確かアフガニスタンには入らずインドから周っていったと思います。
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機内食2回目。
プレーンオムレツとクロワッサン😊
私の好きな朝食のパターンです。
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入国審査が激混み!


フライトは順調で遅れもなく到着し、沖止めなので例の15分ぐらいかかるバスに乗ってゲートへ。

と、ここまでは順調だったのですが、入国審査がものすごい混雑で……1時間以上かかったと思います。
しかし何しろ初めてなので、こんなものかナーと思っていました(笑)

(でもこの後毎年同じ時期にドバイに行っていますが、あんな混雑はこの時限りだったので、すぐに改善したのは素晴らしいと思います!)


初のドバイということで、
入国審査官がカンドゥーラを着ていること、
入国審査の列に一緒に並んでいる人々がさまざまな民族衣装を着ていること、
そんなことがとても新鮮でした。
(我ながら初々しいです(笑))


審査自体は全く難しくなく、確か何も聞かれなかったと思います。



ツアーガイドさんが教えてくれたこと


そして審査ブースを抜けると、午前中の半日ツアーのガイドさんが待っていて、すぐ合流できました。
入国審査の混雑が想定外だったらしく、全然時間がないとのこと。
でもとにかくバスに乗り、朝食会場に向かいました。


ツアーは日本語で、2~30人ぐらいの日本人観光客と一緒でした。
バスの中でガイドさんが、自己紹介や、ドバイで気を付けることなどをアナウンスしてくれました。


ガイドさんはスリランカ人で、日本に留学していたこと。

日本でアルバイトの面接に行った時、言われた時間に行かなければならないと知らなくて怒られたこと。

入国審査官はオリジナル・ローカルだけど、他のドバイで働いている人はほとんどが外国人労働者。

ドバイでは飲酒はしてもいいけど、泥酔してその辺で寝たりしたら逮捕されるので絶対してはいけないこと。


などなど。
中でも印象的なものが2つありました。

4人の妻は平等に!

1つは、イスラム教では1人の男性が4人の女性と結婚できることについてでした。
もちろん知識としては知っていましたが、ガイドさんの例えがとても分かりやすかったんです。

男性は複数の奥さんを持つことができるけれども、その代わり奥さん全員を平等に扱わなければならない

例えば、1人の奥さんに1万円をあげたいと思ったら、
他の奥さんにも1万円をあげないといけない。


この1万円の例え、すごくわかりやすくないですか!?

我々非イスラム教徒の文化の中では、
イスラム教では4人の奥さんが持てるんだって~!
うらやましいね!
みたいに面白おかしく言われがちですが、そうじゃなく、この平等に扱わないといけない、というところが重要なポイントなんだな~ってとても納得したのでした。

ゴールド300万円分がないと結婚できない?


もう1つは、スリランカの持参金の風習についてでした。

ドバイのゴールド・スークの絡みでそういう話になったと思うのですが、スリランカでは結婚するとき妻が莫大な持参金を用意しないといけないそうです。

ガイドさんも、妹の持参金を用意するために男兄弟3人で働いて、300万円分の金(ゴールド)を買って持たせたそうです。

私は『乙嫁語り』というマンガが好きで、19世紀の中央アジアが舞台なんですが、みんな持参金の捻出に苦労している描写があるんですよね。
地域は違うけど、目の前に実際にそれで苦労した方がいるというのは感慨深かったです。

ガイドさんは、こういう風習はない方がいい、日本のように自由に結婚できたほうがいいですよ、とおっしゃっていました。

(わかりにくいですが、スリランカは仏教徒が多い国ですが、ガイドさんはムスリムなのです)



そして朝食会場のホテルに到着し、時間がなく大慌てで朝食をかきこむことになったのでした……(笑)



ここまで読んでくださってありがとうございます!
次回もどうぞよろしくお願いします~😊



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