盆正月の海外背伸びラグジュアリー・会社員夫婦のふつうの旅行

ふつうの会社員夫婦ですが盆正月はちょっとだけラグジュアリーに海外旅行を楽しむのが趣味。ドバイ、アイスランド、フィンランド、ギリシャ・サントリーニ&アテネ、マレーシア・ランカウィ島などの旅行記です。

カテゴリ: テキサス旅行2003-5月

こんにちは! みかちかです😉

前回のトラブルだらけの初海外・初テキサスから2か月後、2003年の5月にもテキサスに行きました。
同じバレエ団、同じ推しダンサーの公演を観るためですが、今回の会場はダラス近郊の都会・フォート・ワースのベイス・パフォーマンス・ホールでした。

ホールの斜め向かいのホテルをとり、街中だったので前回のような断食生活になることもなく(笑)、生活の質も上がりました。

観劇のために着物を持って行ったり、推しと写真が撮れたりと、とても充実した旅行でした。

しかし、最後の最後で、帰国便に乗り遅れるという大失敗をしてしまいました……。
これは現在に至るまで、海外旅行の失敗の堂々ナンバーワンですね……。

👇前回のお話



旅行手配

前回は仕事が繁忙期だったこともあって、2泊4日という変則的な旅程にしたのですが(なぜ2泊かというと2晩公演があったからです(笑))、今回は幸いゴールデンウイークとも重なったため、3泊5日にしました。
公演は1回しかないのですが、あまり旅程が短いと航空券の値段が高くなるんですよね💦

成田から直行のアメリカン航空は取れなかったため、別の航空会社だったのですが、これがデルタだったかUAだったかノースウェストだったか覚えていません💦
デトロイト経由だったような気がするので、デルタだったのかなあ……。
ともあれ、チケットはネットで予約しました。
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ホテルは、劇場の斜め前(後?)のクラリオン・ホテルにしました。
現在は同じ場所にEmbassy Suites by Hilton Fort Worth Downtownが建っていますが、一度建物も全部建て替えているはずなので(後年テキサス詣でをしなくなってからも、ストリートビューでよくチェックしていたので知っているという……😁)、後継という感じではないと思います。
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この辺りの数少ない?観光地、ストックヤードなんかにもがんばって行ってみました。
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そして公演も無事に観られたものの、
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自分のミスで帰国便に乗れなかったのでした……。
👇は帰れなかったので急遽とったホテルです💦
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相変わらず英語はできないので、これもまたとんでもないアドベンチャーでした……。

次回から詳細を記していきたいと思います。
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こんにちは! みかちかです😉

2回目のテキサス女一人バレエダンサー追っかけ旅、1回目から2か月後に旅立ちました😁

👇前回のお話


着物の準備

今回は都会の劇場で、すぐそばのホテルを取れたということもあり、着物を着て観劇しようともくろみました😉

もともと着付けなどもできなかったのですが、楽天で化繊の着物と帯と草履、それに着付けグッズを買い、実母に頼んで帯を付け帯に仕立ててもらい💦、省略できるところは省略して挑みました。

荷物が増えるので、今回初めてソフトキャリーを購入しました。
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この後テキサスを共に生き抜いた戦友です!(笑)

ここに着物グッズを詰め、また食料にありつけなかったらいけないのでカロリーメイトも詰め(笑)、旅立ちました。


ノースウェスト航空(多分)成田→デトロイト→ダラス・フォートワース空港

今回も直行便ではないにも関わらず、成田からの便になりました。
多分デトロイト経由だったと思います。
なので、ノースウエスト航空だったかなあ……。
機内食1回目です。
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機内食2回目です。
初国際線ほどは緊張していなかったのですが、この時も入国審査が心配で心配で……。
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デトロイトについてここで入国審査になりますが、入国審査自体はそんなに苦労しなかったものの、税関で初めて荷物を開けられました。
非常食のカロリーメイト(笑)をいじくったりされましたが、「おやつだね(笑)」という感じで終わりました。
でも「別室送りか? 別室送りか?😱」とドキドキしましたね……。

本当にアメリカの入国審査はトラウマです😭
この時はまだ大丈夫でしたが、後の渡米時には、並んでいる時に本当に視界がグラグラするほどのストレスになってしまいました。


乗り継ぎも初めてでしたが、乗り継ぎ自体はそんなに苦労しなかったと思います(特に印象に残っていないので……)。
この写真はデトロイトで撮ったと思われます。
機体の感じからすると、やはりノースウェスト航空かな?
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そんな感じで無事にダラス・フォートワース空港に到着し、タクシーでフォート・ワース市内の宿泊ホテルに向かいました。
後年は乗り合いタクシーなども使いますが、この時は初めてだったので普通のタクシーでした。



ここまで読んでくださって、ありがとうございました😊
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2回目のテキサス女一人バレエダンサー追っかけ旅行記です😁

👇前回のお話



クラリオン・ホテル

ダラス・フォートワース空港からタクシーで、予約していたクラリオン・ホテルに向かいました。

こちらは現在は同じ場所にEmbassy Suites by Hilton Fort Worth Downtownが建っていますが、クラリオン・ホテルは一旦全部解体しているので(当時Google mapsのストリートビューで確認済)、多分後継という感じでもないのかなと思います。
なので今使える情報とかではなく、完全に思い出アルバムであること、ご了承ください😊


部屋はごく普通ですが、清潔で使い勝手もよかったです😊
この時は利用しなかったと思いますが、ロビーの横で朝食ブッフェをとることもできました。
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アメニティもひととおりありました。
お風呂のシャワーは固定式でしたが😖
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デスクスペース。
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ホテルの窓から、目的地のベイス・パフォーマンス・ホールを見たところです。
右側の白い建物がホールです。
本当にすぐそばなので、安心でした。
ちなみにその向こうは今は亡きバーンズ&ノーブル書店です。
こちらのチェーンは、最後の一店が閉店した際、アマゾンなどのネット書店がリアル書店を駆逐してしまった象徴として報道されましたね……。
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反対側を見たところです。
うーん都会(笑)。
確か到着したのは夜19:00か20:00だったんですが、そんな時間でも結構明るいので、不思議だな~と思っていました💦
(時刻の設定は国によって違うことが呑み込めていなくて……)
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ここには写っていませんが、すぐ近くにタコス屋さんがあって、「To Go」というネオンサインが出ていました。
私は最初、「東郷って何かな?」と思っていました(笑)。
さすがにしばらくして、テイクアウトのことだとは気づきましたが……この程度の英語力でテキサス女一人旅、本当にアドベンチャーです!


フォートワースの治安ですが、最初は分からなかったのでやはりドキドキしていましたが、おおむね平和な街で、劇場やレストランで遅くまでみんな遊んでいるし、怖いと思うことはそんなになかったです。
一度、街はずれでホームレスの男性に声をかけられましたが、日本と同じノリで「無視したら激昂されることもある」と思い、明るく英語で「ごめーん、英語わからへんねーん!」と挨拶して、それ以上なにもなかったですね。
(※ ホームレスがみんな犯罪者とは思いませんが、知らない土地かつ向こうから声をかけてきたのでちょっと警戒してしまいました💦)
なんばとか新宿とかの方が怖いんじゃないかな?
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なお、この日は夕食は食べにいかず、持参のカロリーメイトでしのぎました。
(やはり断食気味という(笑))

でも翌日からは頑張ってお店にもいきましたよ😊


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フォートワースでの時間のつぶし方

この度は3泊5日、目当ての公演は3日目なのでそれまで正直ヒマでした。
フォートワースは都会だしいい街ですが、小さいですし、ショッピングモールも郊外に車かバスで出ないとありません。
(小さいものはあったのですが、ほとんどテナントが入っていない状態でした💦)


なので、街歩き(小さいのですぐ終わります💦)か、バーンズ&ノーブル書店ぐらいしか時間をつぶすところがありませんでした。

バーンズ&ノーブル書店は、当時広大な2フロアがすべて書店になっていて、いろんなジャンルの本があるしセールもやっていて、本当に楽しかったです。


ただそれでも何時間も何時間もつぶせるわけではないので、近くの観光地、ストックヤードに行ってみました。


フォートワースの路線バス

ストックヤード(Fort Worth Stockyards)はフォートワースの北、バスで15分ぐらいのところにある観光地です。
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行き帰りともバスだったか、行きはタクシーで帰りはバスだったのかは忘れてしまいましたが、この時初めてフォートワースのバスに乗りました。

車のない私にとっては、この後のテキサス旅でもショッピングモールに行くのに利用したりと便利に使わせてもらいました。


しかし、この時最新の地球の歩き方を持って行ったのですが、そこに書いてあるバス料金から、実際のバス料金が値上がりしていたみたいで……。

支払う時、バスの運転手さんにめっちゃ怒られました(笑)。
で、私は値上がりしていると思っていないのと、運転手さんの英語が全く! 本当に全く分からなくて!
もう、英語???スペイン語????っていうレベルで分からなくて……。
なんで怒られているのか全く分からず、茫然としていました。

最終的には、手振りで、小銭を手の上にあけろ!と言われた感じだったのでそうすると、そこから不足分を運転手さんがとって解決しました。

解決してよかったですが、めっちゃ怖かったです……😭


ちなみに、バスの車内は、英語とスペイン語併記でした。
車内は清潔で、運転手さんは怖いですが(笑)殺伐とした雰囲気とかではなかったです。
買い物中のおばちゃんとかもいて、生活感があってよかったです😊


ストックヤード(Fort Worth Stockyards)

ストックヤードは、西部劇村という感じの一角です。
街への入場料とかはなく、個々のアトラクションにお金を払う感じでした。
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ここで、勇気を出してレストランに入ってみました。

フォートワース、やたら「Cat Fish」という看板が目に付きます。
なまずが特産らしいんですよね😋

そういうお店のうちの一つに入り、なまずのフィッシュアンドチップスを頼みました。
観光地だし、女一人は目立つしドキドキでしたが、平日で空いていたしウェイトレスさんも親切だったのでよかったです。
海外で料理らしきものを食べたのは、これが初めてだったかもしれません💦
(前回は英語をしゃべるのが嫌すぎて断食とかしていたぐらいなので……)
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いろいろアトラクション(ロデオ体験とか)もあるのですが、一人なのでそんな勇気もなく、街をぶらぶらしていました。
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街はずれの写真ばかり撮っていますが、中心部はたくさんお店もあって楽しい感じです。
ただ、何というかすごくテキサスというかこのあたりって……歩いているだけで話しかけられる感じがあったんです。
フォートワースの街中でもそうでした。
私は英語ができないこともあってそれが苦手で苦手で……。
人の多いところを避けがちでした💦
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可愛いおうちがあったのでパシャリ😊
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帰りのバスを待っているときも、遠くの敷地?畑?を整備しているおじさんに手を振られたりとかしました(笑)。
ぶ、文化が違う……。
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5月のフォートワースはもう暑くて、あまり長く日向にはいられない感じでした。
暑かったのと、一人だった(そして英語ができない)ので十分楽しめない感じでしたが、機会があればまた夫と行ってみたいですね(機会はなさそうですが😅)。


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お花を調達して公演へ

テキサス3日目、いよいよ公演の日です。
(今回は1回のみの公演でした)

公演は、宿泊しているクラリオン・ホテル(現在Embassy Suites by Hilton Fort Worth Downtownのある場所)の斜め前、ベイス・パフォーマンス・ホールで行われました。
コンパクトですが、とても美しいホールです😊
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前回の大学内のホールとは違って、ボックス・オフィス(チケット売り場)もあるので、あらかじめチケットも買っておくことができました。
相変わらず英語が話せないので、紙に席の希望を書いて、見せながら説明しました😅


さて、せっかくテキサスまで推しダンサーのために来たからには、公演後にお花ぐらい渡したいですよね。
前回はまさかの交通事故に阻まれて買えなかったのですが(笑)、

今回は都会・フォートワースにいることをいかして、市内の花屋さんの場所もチェックしておきました。

花屋さんは全然歩いて行ける距離だったので、お昼のうちに買っておきました。
ここでも英語を話せないにもかかわらず頑張って希望を伝え、花束をつくってもらいました😉

黄色いチューリップが中心の花束でした。
なお、私の推しダンサーはロシア人なのですが、後でロシアでは黄色の花束はお別れのサインだと知ってちょっと後悔しました💦

まあアメリカで外国人から渡されたものですし、そんなこと気にされなかったと思いますが💦
(私も後年マレーシアで、テーブルフラワーとして白菊が添えられていて「仏壇……」と思ったことがありますが(笑)、悪気がないのは当然分かりますから、そんな感じでスルーしてもらえたものだと思っております💦)


着物でテキサス婦人「アメリカのおばちゃんたち」に大モテ!

さて時間も近づき、ホテルで30分ぐらいかかって着物に着替え、花束を持ってホールへ向かいました。
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ホワイエにはイブニングドレスにテンガロンハットという、テキサス婦人の正装(本当です)で装った白人女性がたくさんいました。


おお……本当にテンガロンハットかぶってるんだ……などと感心したのもつかの間、そこに突如現れた着物姿の私、びっくりするぐらい大モテになりました💦
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テキサス婦人(とその伴侶)たちに囲まれ、
「どこから来たの?」
「着物が素敵!💖」
「着物は一人で着たの?😲」
「私の主人も日本にいたことがあるのよ~!」
等々たくさん話しかけられ、正直英語しゃべれないのでヒーーー!!!という感じでしたが(笑)、なんとかお話していました。
なんだか今思い出しても心臓がバクバクします💦


その中でも印象的だったのは、宣教師で60年前に日本に行ったことがあるという紳士と(それは占領下の話では……)、
「夫がオキナワの基地にいたことがあるのよ😊」と朗らかに話しかけてくれた婦人でした。

えっ基地の話って、それはかなりセンシティブな話題なのでは……とちょっと思ったのですが、別に他意もない感じでした。
決して嫌な思いをしたわけではないのですが、びっくりしました💦


後年カナダ人の英会話の先生(女性)にこの話をしたところ、わかる……アメリカの女の人ってこうでしょう、と、物静かな先生が突然「アメリカのおばちゃんの真似」をしてくれました(笑)。
とにかくいろんな話題で盛り上げようといっぱいしゃべってくる様子を再現してくれて、めっちゃ笑ったんですが、基地の話とかもそういう感じだったんでしょうね~。

それ以来、私の中のアメリカ人像に「アメリカのおばちゃん」が加わりました。
一言でいうと、アナ雪のアナが集団を作っている感じです😁


そして、花束はフロントで預けずに、終演後に楽屋口で渡そうと思っていたのですが、この騒ぎ?のおかげで思いもよらない素敵な展開が待っていました💕

続きます。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました😊
次回もどうぞよろしくお願いします😉


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